【イラク戦争を追体験する / 他人事と自分ごと / アイデアが集まる場所】
「アイデアは、他の人に聞いても意味がない!」と、難民支援団体の人は言いました。
でも、僕は思います。
「他の人と一緒に、アイデアを考えることで、世界の”他人事”の問題も、”自分ごと”にできる!」って。
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●他人事を自分ごとにするには
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友人がfacebookで書いてるのを見て、
小泉明郎展「Dreamscapegoatfuck」に行ってみました。
イラク戦争で家族を失ったイラク人の若者アフメッドの視点をVRにした34分間の作品「Sacrifice」。
自分がその場にいるような感覚から、
自分がアフメッドになったような感覚に。
どこか「他人事」と感じるようなイラクの戦争
(あるいは、自分の目の前に起こっていない出来事全て)を、
「自分事」に近付ける試みとして、とても面白かったです。
(何より、自分でも撮ってみたい気分にさせられました)
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●人に聞いたらダメなんてことはない!
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これで思い出したのが、先日、難民に関わるイベントの質疑応答。
僕は参加者だったので、
「メディアの露出が減るごとに、支援も減って行く現状の中、
私たち一人ひとりができることは何でしょう?」と質問しました。
言うまでもなく、僕の質問の意図は、
「イベントに参加している人たちが、出来ることを考えてもらう」ことです。
「僕が知りたい」という視点ではないです。
(シリア支援の仕事をしていると、自己紹介もしています)
ですが、超大手の難民支援団体(国連と絡む民間団体)の方が、
「そんなのはね!人に聞いても出てこないよ!!自分でやるんだよ!」
と、怒り気味で答えたのです。
(氏がヨルダンの難民事情について話していたのですが、
あまりに間違いだらけ、古すぎる情報だらけだったので、
指摘したのがマズかったのかな・・・。
傷つけないように気は遣ったつもりでしたが)
現場感のある他の登壇者の方が、
「自分ごとにするためのヒント」を伝えていたのと対照的で、
彼自身が、「難民」を「他人事」としてとらえている印象を感じました。
そして何より「人に聞いたらアイデアは出てきます!」
人に聞いたらダメなんてことはない!
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●アイデアが集まる場所を作りたい
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でも、確かに「難民」とか「戦争」とかを、「自分ごと」になるのはムズカシイ。
だから、「エンタメ」を入り口にしたい!って思っています。
「VRで追体験できる技術」なんてのも、
「え?それってどんなの?」って気になりません?
最近、考えたのは「アラブ衣装×●●」の企画。
コスプレの延長線で、例えば、
「アラブ衣装で山登り」
「アラブ衣装で河原でBBQ」
「アラブ衣装で運動会」
「アラブ衣装でかくれんぼ」
「アラブ衣装でサイクリング」
「アラブ衣装で飲み会」
とかやってみたら、面白そうじゃないかな・・・・と。
映画アラジンも流行ったことですし!
「アラブ衣装の人たちが、大阪駅で待ち合わせしてる」って時点でかなりシュール。
というか、ある意味「絵になる」。
まずは、民族衣装で、誕生日会やってみます!(トークの後の交流会です!)
誕生日会の後にさっきの「エンタメ企画会議」も!
国際協力や難民、戦争に関心がなくたってOK!!
まず、自分たちが楽しむ!関わっていく人たちが楽しむ!!
という先に、結果的に、社会もHappyにする仕掛けがあったら良いなぁって思ってます。
そんな「アイデアが集まる場所」を作ります!
是非ぜひ、遊びに来てください!!!
なにより、僕、8月が誕生日なんで!!(笑)
#小泉明郎 #無人島プロダクション #UNHCR #難民 #シリア #アラブ
#中東ナイト #アラブの歩き方 #民族衣装で誕生日会 #アラジン #8月生まれ集まれ