UAE(ドバイ)は無料通話が使えないけど、330億円払ってアレを買う人もいる

 

こんにちは、遠距離夫婦の夫の方、へむりです。
 
遠距離恋愛・遠距離夫婦の大きな支えと言えば、実際に声を聞くことではないでしょうか?
そこで大きな役割を果たしてくれるのはネットの無料通話!
 
 

● そう言えば、無料通話なんて昔はなかった

 
振り返ったら、携帯電話が定着する前、家の電話しかない時代って、
「●●さんはいらっしゃいますか?」と家の人に取次を頼んだり、
「今日、8時に電話するから!」と伝えて、電話の前でスタンバッてもらったりとか、
なんかもう、連絡一つとるのに、ドキドキしていましたね。
あとで高い電話料金が来て、親に怒られたり・・・。
 
そうか、あれから20年以上…
 
 
僕が中高生の時から、ポケベルが出てきて、ピッチ、そして携帯電話に、SMS、
そして今でこそ、スマホの恩恵で国内でも無料通話さえできちゃいますね。
なんなら、テレビ通話でさえ無料という、一昔前からは「異世界」のような発展ぶり!
 
 
15年以上前に、当時つきあっていた彼女と、イギリスとロシアで遠距離恋愛をしていたんですが、
MSNメッセンジャーかSkypeとかで連絡をとったりしていましたが、あまり電波状況が良くなくて、
結局、雑貨屋さんで買う「国際電話カード」で電話をしていたものです。
 
 
 
 
 

● お金持ちほどケチなのか?

 
国内も国外も、LINEや、Facebookメッセンジャー、Googleハンズアウト、Skypeなどなど様々なアプリがあり、
すっかりと「無料通話」が当たり前に感じていました。
 

ですが!

 
なんと、今住んでいるUAE(ドバイなどがある、アラブ首長国連邦)では、これら無料通話アプリが使えません!
正確に言うと、2017年の末まで使えたものもあったのですが、2018年1月に止められました。
 
 
ネットが遅い国ではないので(高いけど)
おそらく、通話料金をしっかりと取りたいってことなんだろうなぁと思われます。
 
 
ローカルの人から「これは無料で使えるぞ」と、
教えてもらっていたのが【BOTIM】というアプリです。
 
Wi-Fi環境下でないと通話できなかった Skype と違って、携帯のネット回線で通話できる優れものでした!
 
教えてくれたローカルの人も「そのうち、規制が入るだろうけど・・・」と危惧していましたが、

 

最近、Skype同様に、通話ができなくなりました。
 
で、注意書きをよくよく読んでみると、
「30日あたり50AED(約1500円)を支払えば、通話できます」と書いています。
 
 
普通に電話をかけるよりは圧倒的に安いので、早速支払って、日本の妻と連絡してみたところ、
タイムラグもほとんどないくらい、サクサクと通話できました。
 
今のところ、これが国際電話を一番安くできる方法のようです。
 
「お金持ちほどケチだ」みたいな話がありますが、
それだと言い方があれなので「しっかりしているなぁ」って思います。
 
 

● ナンバープレートに3000万円?

 
本気かわかんないけど、333億円のナンバープレートが売られてる
 

 
「この国は金持ちだから、何を持ってきても売れるだろう!」なんて皮算用で、
日本人形だとか、お菓子や高級茶だとかを持ってきて、撃沈している日本の会社もたくさんあります。
 
「本当に必要なもの」「それを支払うだけの価値があると判断できるもの」には、お金を払う傾向にあるように思います。
 
加えて、「見栄になるもの」。
 
ごく身近な UAE人が、
「ナンバープレートを3000万円で買った」なんて話を聞くと、
金銭感覚がよく分からなくなります。
 (ゾロ目だとか、数が少ないものとかが高価)
 
最近は、130万円の業務用エスプレッソマシン(スチームミルクとかも作れるやつ)を家庭用に購入したから、
と家に招待されたりして、通してくれたマジュルス(応接室)が学校の教室くらい大きくて、見るからに高い家具が揃ってて、
応接室以外の本宅は13部屋あるって話を聞いたりすると、もう何が何だか。
 
 
 
 
とはいえ、こんな暮らしを見ていても「豊かさ」や「美しい生命感」を感じるのは、圧倒的に僕が大好きなシリアです。
 
見せかけが先行するUAEでの暮らしには、どうしても「貧しさ」を感じてしまいますね。
 
 

 
 

● 講演依頼、お待ちしています。

 
先日、日本に帰った時には高校,(1年生)で講演をさせてもらいました。
昨年の講演があまりによかったと言ってもらい、一時帰国のタイミングで講演をさせてもらいました。
 
「シリアの国際支援の話と聞いていて、暗い話、真面目な話だと思っていたけど、すごく楽しかった」
「夢や将来について前向きに考えられるようになった」
「もっと世界を自分の目で確かめたいって思えるようになった」
 
と、素敵な感想をたくさんもらって、僕のライフワークだなぁって改めて感じることができました。
素敵な未来を創る仲間ができたら嬉しいなって思います。
 
 
 
 
また僕がUAEにいながらも、Skypeで登壇してもらえないか?と、
中学校と宇都宮大学の中東シンポジウムでの話を、友人たちからいただきました。
 
 
 
そして、Skypeが止まって大慌てなわけですが、
動画でプレゼンを作ることでなんとかそれをクリアーしようと、奮闘しています。
 
ちょっとしたYoutuberのような気分ですが、その大変な作業に、
「Youtuberの方々ってすごい!!」と痛感しています。
 
 
4月から、日本での講演活動を再開しますので、是非、ご依頼お待ちしています!
 
 

講演依頼について

 
 

 

「石器時代から急激に発展したようなものだ」というUAEの夫を持つ日本人女性の日常。

「一度くらい、こんな豊かで幸福な時代がUAEにあったって、僕はいいと思うよ」という一言にはハッとさせられた。

今しか知らずに批判するのではなく、時代の流れの中で知るということって大事。

 
 

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