4/21(木) 上映会「それでも僕は帰る」でゲストとして話します @横浜

 

去年の夏に日本を発って、3月までシリア難民を訪ねる旅をしてきて、帰ってくると、

「シリアはだいぶ変わった?」と聞かれることが多いです。

 

僕が「シリアって本当に平和な国だから」ってことを周りに伝えてきたおかげで「シリア=平和」ってイメージが、僕の周りの人たちには根強くあり、今回も僕がシリア国内に入ったと思われていたのです。

 

しかし、今回の旅ではシリアの国内には入っていません。

ジャーナリストでシリア入国をしている人がいるように、「絶対に入れない」というわけではありませんが、僕が訪れたのは、ヨルダン・イラク・トルコ・ギリシャ・フランス・スウェーデンで、シリアから陸路で抜け出してきた人たちや、海を越えてヨーロッパに向かった人たちです。

 

彼らから聞くシリアは、僕がかつて住んでいたシリアとは全く別の国のようでした。

それでも、シリアの人たちと話して感じるのは変わらないあったかさや優しさです。

 

 

シリアの中で起こっていることの、ほんの一側面をドキュメンタリーにした映画「それでも僕は帰る」

 

サッカーのユース代表チームのゴールキーバーとして活躍したバセットが、民主化運動に関与し、その記録を友人であるオサマが撮影したをドキュメンタリーにしたものだそうです。

バセットは現在、アルカーイダ系のヌスラ戦線に参加している、との情報もあります。

 

この上映会が、4月21日に横浜で行なわれる(詳細・申し込み方法は下記)。

そのゲストとして僕も招待していただいたので、関東の方は是非、来てもらえたら嬉しいです。

 

シリアに滞在したことがあり、現在もシリア難民支援に関わる日本人の方は、この映画について、

「この映画だけが一人歩きして、この映画を見た人たちの”シリア”のイメージが広まるのは怖い」

と評していました。

 

僕の伝える「一面」と、この映画が伝える「一面」。

どちらも、ほんのわずかなものを切り取ったものでしかありませんが、是非「シリア」を身近なものとして感じていただけたら嬉しいです。

 

 

『それでも僕は帰る』上映会:国際平和映像祭プレ企画

 

【日時】4月21日(木)19:00~(18時開場) (上映会の前後に、ゲストによるトークあり)

 

【場所】さくらWORKS<関内> 横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2階

 

 

【料金】1,000円(学生:500円)

 

主催:一般社団法人国際平和映像祭 共催:Yokohama Future Labo、横浜コミュニティーデザイン・ラボ

お申込みはこちら ↓

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告知記事:

オルタナS: 上映会「それでも僕は帰る」 シリアドキュメンタリー

 Yahoo!ニュース:上映会「それでも僕は帰る」 シリアドキュメンタリー

Facebookイベントページ:『それでも僕は帰る』上映会:国際平和映像祭プレ企画

 

僕への講演依頼もお待ちしています。

   

 

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